自分の車(トラヴィック)が年末から修理に出ていてまだしばらく帰ってこなさそうなので借りている代車にハンズフリー装置を設置しなければなりません。
ハンズフリー装置はスマホとはBluetooth接続、車のオーディオとは有線かFM電波でメディア音声、電話音声を流すようになっていますが、私の場合電話音声は音量や音質の理由で車搭載のオーディオとは別のスピーカーから独立して聞きたいのです。(トラヴィックではそうしています)
そこでどんな代車を借りてもハンズフリー通話ができるようにシステムを考えたのです。たとえカーラジオがない車でも。
だいぶ昔に買っておいたハンズフリーシステム サンヨーテクニカBigboy HF-101
実はただのマイク付きアンプスピーカで、これを改造してスマホからの通話音声をBluetoothアダプタから有線入力してスピーカから出すというものです。
Bluetoothハンズフリーアダプタはアマゾンで見つけたBT-carというアダプタ。
スマホとBluetoothで接続して3.5mmミニプラグでステレオ音源(電話音声を含む)をAUX出力するものです。こういったアダプタの多くはFMトランスミッタを積んでいますが今回はそれは不要です。スピーカーとは有線でしか繋ぎません。
まずはHF-101を分解して回路を改造します。
昔の携帯電話は外部接続にスピーカーマイクとして3極プラグを用い、そのうちのマイクは入力、音声はモノラル出力していて今のスマホのようにステレオ出力はありませんでした。
そういった携帯電話に接続するためHF-101はモノラル入力のみです。
改造手順は、まず基板上でマイク入力を切り離し、音声入力はBluetoothアダプタからのステレオ音声出力(3.5mm3極ミニプラグ)が挿せるよう3極ステレオミニジャックを増設し内部でモノラル接続になるようにします。

HF-101のケースを改造して3.5mmミニジャックを取り付け配線しケースを組み立て電源をつなぎテスト。
車に載せてもうまく動作しました。
じつはHF-101の改造はこれで2台め。
1台めはAUKEYのBluetoothアダプタ使用でトラヴィックに載せています。車のオーディオを通さないので相手の声が聞き取りやすい音質です。オーディオ音質よりも中音域が強調され子音が聞きやすいと思っています。
posted by けんけん at 21:00
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